赤ちゃんの国

娘、1歳を目前にどんどん可愛くなっていってます。

生まれてからずっと可愛さは更新されてて、毎日が「今まででいちばん可愛い」。

顔もからだも仕草も何でこんなに可愛いんだろうなぁ。めろめろ。

 

髪が薄くて色が白くて全体的にむちむち、おむつのCMに出てそうな、いかにも赤ちゃんという雰囲気で、

呼ばれるとにこにこ笑顔で振り向き、

犬を見ては「わんわん!」、

犬小屋を見ても「わんわん!」、

猫を見ても「わんわん!」、

歌のような独り言を言いながらおもちゃで遊び、

読んでと持ってきた絵本は母が読む前に自分で好きなだけめくり、

腕枕をしてあげるとすーっと寝て、熟睡すると大の字になって、

寝顔はおもちで作ったお地蔵様のようで、

朝はまだ寝ている母の鼻の穴に指を突っ込んで遊び、

父のもじゃもじゃおへそに指を突っ込んで遊び、

ごはんを作ってる間は台所の入口につけたゲートに掴まり立ちしながら終わるのを待ってて、

終わったよーって近づくと、にこにこしながら両手を広げて「抱っこして」のポーズをして、

何だか朝から晩まで可愛いです。語り始めたら止まらぬ可愛さです。

 

娘を見てると、生まれる前の赤ちゃんが暮らすという「赤ちゃんの国」って本当にありそうだなぁと思えてくる。

間違いなく私が生んだ私と夫の子供なんだけど、私のお腹を通って赤ちゃんの国から来たみたいだなぁなんて、メルヘンというかスピリチュアルっぽいことを考えてみたり。

出産前は子供向けの説明くらいにしか思わなかったコウノトリとかキャベツ畑とか、十二国記の世界で木に成ったのをもぎに行くという設定とか、妙に納得してしまう。

いつか「私はどうやって生まれてきたの?」って聞かれたら何て答えようかな。

ちょっと楽しみ。